Column 4 荻窪とメディア
「モヤモヤさまぁーず2」で荻窪がモヤモヤSPOTに!
お笑いコンビ・さまぁーずと、大江麻里子アナウンサーが東京都内を中心に散策し、彼ら独特の視点で街を紹介する人気番組『モヤモヤさまぁーず2』。30日放送の「モヤさま」は、荻窪がロケ地だった。
駅の南口側から番組がスタート。「なじみのない街」と語るさまぁーずの二人。以前の放送では、西荻窪と阿佐ヶ谷のロケはあるものの、ちょうど真ん中にあたる荻窪はもちろん初めてだ。
南口仲通り商店街すぐの「イルカの時計」を見るなり、さっそく彼ら独特の表現で沸かせた後、大の巨人ファンの三村が目をつけた店は、巨人軍グッズを扱った酒屋「福寿屋」さん。そこで、長嶋、桑田、高橋のボイスキーホルダーや、魔球が投げられる「魔球王」というおもちゃ、巨人軍ヘルメットとカラーバットなどを購入していた。
商店街を進み、環八沿いへ。朝夕に鳩が入ってきてしまうのが悩みという「森田屋米店」では、犬用のお米「ケンヒカリ」をおそるおそる試食し、怯えた表情を見せて笑いを誘っていた。
続いて、駅を挟んで反対側にあたる北口の教会通り商店街に移動すると、ブティック「セルヴァン 教会通り店」の看板に目が止まる。そこには、エクササイズサンダルと書かれており、興味を持った3人はすぐ購入し、さっそく履き心地を試していた。
そのサンダルを履いて向かったところは、「『北斗の拳』に出てきそうな世紀末的建物」と紹介された昭和33年建築の「荻窪団地」。この敷地内で、先ほど購入した野球グッズ一式を使用する3人。打ち返した球が改築工事中のフェンスを越え"ホームラン"すると、事の成り行きを見ていた作業員の人たちから思わず拍手が巻き起こった。
番組恒例の「とれ高サイコロ」の後、「だるまカリーハウス」に入り昼食タイム。荻窪と高井戸の間くらいにあるこの店は、2月までは「チャンドーニ」という店名だったが、ネパール出身のご主人が、「日本の人気者といえば、だるま」ということで、改名したようだ。三村:日本カレー、大竹:キーマ&野菜カリー、大江:チキンカリーをオーダーし、それぞれ、1から5の辛さを決めていたが、3人の中で一番辛い「4」を頼んだ大江アナは、一口食べて「からい...」と悶絶。大江アナのこのような豊かなリアクションも、番組の人気を支えるひとつでもある。
番組の後半では、雑貨屋「藤乃木屋」さんで、割れにくいしゃぼん玉と安全なエアーガンを購入したところで、今週分放送の散策は終了。次回は、荻窪から南下し、浜田山付近でしゃぼん玉とエアーガンで遊ぶようだ。
この番組はコアなファンが多く、放送後にはロケ地にたくさんのファンが訪れることが多いらしいので、ぜひ荻窪にも訪れてほしいところだ。
■番組で紹介された荻窪のモヤモヤSPOT
「イルカが動きそうな時計」荻窪南口仲通商店会
http://www.ogikubo-nakadori.com/
「巨人ファンにはたまらない酒屋」福寿屋
東京都杉並区荻窪4-10-14
「ドッグフードが食べられるお米屋さん」森田屋米店
http://www.moritayakometen.com/
東京都杉並区南荻窪1-43-17
「ダイエットサンダルを押してるブティック」セルヴァン 教会通り店
http://www.saracervin.com/
東京都杉並区天沼3-6-22
「工事の方が寛大な荻窪団地」
東京都杉並区荻窪3丁目
「だるまを知らない店員がいる だるまカリー」だるまカリーハウス■番組紹介
モヤモヤさまぁーず2
http://www.tv-tokyo.co.jp/samaazu2/
テレビ東京系 毎週日曜日/19:00から放送中