Column 1 荻窪の歴史
2009/12/18
大田黒公園(おおたぐろこうえん)
昭和56年10月1日に開園した日本庭園の趣向を凝らした公園。
この公園は、音楽評論家「大田黒元雄」氏(1893-1979)の屋敷跡地を杉並区が整備しつくられた公園です。区内としては初めての回遊式日本庭園で、正門の造りは左右に築地掘のあるどっしりとした構え、門を入ると白い御影石を敷いた園路。左右には樹齢70-80年を経た大イチョウの並木があります。
また、茶室と休憩所があり、茶室の縁側からは庭園が一望できます。広々とした緑の芝生の前方には、池があり筑波石と植込みで飾られ、ほとりにはあずま屋が建っています。
芝生の広場の西寄りには、大田黒氏の仕事場であったレンガ色の記念館が保存されており、当時としては珍しい西洋風の建物です。
中には愛用のピアノや蓄音機が展示されています。
※茶室は、茶会などに利用できます。
茶室(8畳)の利用 TEL:3398-5814
料金、使用時間は後援事務所に直接おたずね下さい
申し込みは使用日の2ヶ月前-3日前まで
地域団体登録証(さざんカード)利用
※記事は2008年07月25日に日記として掲載されたものです。