Column 10 荻窪のイベント

アットホームな雰囲気の「おぎくぼセンター祭」

「がんばろう!日本」東日本大震災対策支援事業として、7月23日と24日の両日、荻窪地域区民センター本天沼集会所で「おぎくぼセンター祭」が開催されました。
環状八号線の四面道から南のエリアには道沿いに「楽しい集い」と書かれた祭りの幟旗が電柱などに掲げられ、祭りムードいっぱい。

幟旗に導かれるように荻窪地域区民センター本天沼集会所にたどり着くことができました。
荻窪地域区民センターのエントランス前には、草花の鉢植えを販売するテントやさまざまなお祭り屋台が並んでおり、浴衣を着てヨーヨーで遊ぶ子どもたちの姿も多く見られました。

屋台で売られている物も、焼きそば250円、かき氷100円、フランクフルト100円、綿あめ50円といった具合に、子どもでもお小遣いで手軽に買えるリーズナブルさ。1回100円で、ヨーヨーやスーパーボール釣りも行われ、子どもたちも大はしゃぎです。
このヨーヨーやスーパーボールは、ゲームで取れなくても必ず1コはプレゼントしてくれるという点でも、子どもたちへの優しさが感じられました。
エントランスとはまったく逆側となる南の雑木林では「裏庭ガーデンレストラン」が設けられ、250円のおつまみ付き缶ビールをはじめ、枝豆、とうもろこしといった大人向けメニューが用意されており、大人は大人でゆったりと昼間の飲み会を楽しんでいました。

1階フロアに入ってすぐの場所には区民センター利用者グループのフラワーアレンジメント作品がズラリとお出迎え。
そのほか、昆虫や手芸作品の展示、パンやソフトドリンクコーナーもあり、ソフトドリンクコーナーからはさまざまな演目が目白押しの舞台も見ることができます。

もちろん、舞台前には客席が設けられ、歌や演奏、ダンス、大道芸、マジックショーなど、楽しむ人たちで賑わっていました。
ちなみに、ウーロン茶やジュース、コーヒーといったソフトドリンクも50円と、“地元の集い”ならではのお値段です。

2階フロアは主に区民センター利用者グループによる作品の展示や販売が行われていました。
その内のいくつかの部屋にはスタンプ台が置かれていて、そのスタンプラリーに参加した先着300名は、地下2階で行われている空クジなしの「お楽しみ抽選会」に参加できるようになっています。

篆刻やステンドグラスの愛好会のほか、23日には晃和茶道会のお茶席も。
1回200円で主菓子付きのお茶席に参加できると聞き、参加してみました。
本格的な茶室で、なんとお手前を披露しているのは小学生の子どもたち。
中には茶道歴4年という小学生もいて見事なものでした。

さらに2階では福島県南相馬市復興支援バザーも開催。多くの人が足を運んでいました。
そのほか、地下1階ではシルバー人材センターによる包丁砥ぎ、地下2階では「お楽しみ抽選会」や群馬県東吾妻町の物産展をはじめ、音楽室ではカラオケも行われ、小さな子どもから高齢者の方々までがそれぞれ楽しい時間を過ごしていました。
お互い顔見知りの人も多いようで、アットホームな雰囲気に包まれたイベントとなっていました。
荻窪センターまつり
主催:荻窪地域区民センター協議会
共催:杉並区
会場:荻窪地域区民センター
http://www16.ocn.ne.jp/~ogiunkyo/
住所:東京都杉並区荻窪2-34-20
電話:03-3398-9127