Column 10 荻窪のイベント
「荻窪ハーモニーまつり」すずらん通り会場
6月11日・12日の二日間にわたって、「第6回 荻窪ハーモニーまつり」が開催されました。11日の午前中はあいにくと雨でしたが、それでも傘を片手に15カ所のスタンプ場を巡る参加者で賑わいました。
スタンプ5コにつき1回の抽選ができ、文化施設・あんさんぶる荻窪と荻窪すずらん通りにある15カ所全ての会場を回れば抽選するチャンスが3回になります。
すずらん通りに設けられた抽選会場に提出されるスタンプ台紙の多くに15コのスタンプがズラリと押されていて、雨にも負けない参加者の人たちの熱意が感じられました。
15コのスタンプは杉並区のキャラクター・なみすけやナミーなどの絵柄。キャラクターだけでなく、ポーズもさまざま。
リンゴを食べているなみすけやハートを抱えたナミーなど、見ているだけでも楽しくなってくるスタンプです。
さらに、今年は「がんばろう!日本」というテーマを掲げ、元気いっぱいなボーイスカウトの子どもたちによる東日本大震災への募金活動も街頭で行われました。
また、すずらん通り会場ではスタンプラリーのほか、両日で先着500名までがすずらんの小鉢やすずらん通りロゴマーク入りエコバッグなどがプレゼントされる3店舗ラリーも独自に実施。
すずらんの小鉢を提供してくれている北海道美瑛町の農産物も販売されました。
曇り空ながら雨が降らなかった12日は10時半のスタートから、JR荻窪駅西口周辺から「早稲田ちんどん研究会」のちんどんチームが「荻窪ハーモニーまつり」の宣伝活動を行いつつ、すずらん通りの入り口へ。
そこで再び音楽や子どもたちにバルーンアートを作って配るなどして祭りを盛り上げ、多くの人で賑わう商店街を練り歩きました。
すずらん通りには各店のテントが設けられ、フリーマーケットや餅つき&ついた餅の販売、さらには求心義塾の親子護身術体験、「起震車ぐらりん号」体験、シートベルト体験などが行われ、子どもからお年寄りまで多くの人が時を忘れて楽しむ姿が見られました。
また、飲食店の中には「荻窪ハーモニーまつり」限定のメニューを設ける店もあり、人気のカレー店「すぱいす」では「荻窪ハーモニーまつり」と伊勢丹のイベントでしか手に入らないという「焼きカリーパン」を販売。
これがお目当てで「荻窪ハーモニーまつり」に訪れるファンも少なくないようです。
抽選会は6月11日・12日の両日とも15時まででしたが、12日の14時にはすでに特賞の自転車、1等の電化製品、2等の魚沼こしひかりは全て当選者が決まってしまったほど。
多くの人が存分にスタンプラリーを楽しんだようです。
植木市にはヒマワリの花が並べられ、浴衣姿で接客する店もあり、一足早く夏が感じられる、明るく爽やかな雰囲気に包まれたイベントとなりました。
■すずらん通り商店街
http://suzuran.ogikubo.com/